山で見かけた花
2003年より山旅のツアーの講師として山を歩くようになり、参加された方に花の名前を尋ねられることが増えました。花は専門外です、と断ってあり、「ミヤマシラネソウ」とか、「アトデシラベソウ」と答えていたのですが、この際、少しは勉強しようと思い、こんなシリーズを始めました。挫折する可能性大ですが、しばらくお付き合い下さい。2004年9月14日
フジアザミ 三ツ峠山 2003年9月15日
富士山展望の山として有名なこの山は、花にも恵まれています。(2004/9/14)
マツムシソウ 湯ノ沢峠付近 2000年8月29日
晩夏を代表する花ではないでしょうか。松虫が鳴く頃に咲くからこの名前がついたそうですね。梅雨時に咲いていたらムシムシソウになった?(^_^;)(2004/9/16)
キフネツリ 雁ヶ腹摺山 2004年8月11日
500円札の富士山として有名な雁ヶ腹摺山に行った時に見つけました。その日の朝日の夕刊の花の連載コラムにこれがあったのでビックリしました。糸で花をつっているようで、どういう「仕組み」なのかしばし見とれていました。その後8月下旬の北岳の麓でも見ました。山道なので、足をつらないようにお気をつけ下さい。(2004/9/20)
ギンリョウソウ(銀竜草) 鍋冠山付近 1999年8月4日
はじめて見た時、得たいのしれなさに驚きました。キノコの亡霊のようだ、植物離れした蝋細工みたい、あるいは脱皮したてのセミの姿・・・、さまざまに形容される「葉緑体を欠く腐生植物」です。
暗い樹林の湿ったところに育つので、怪談の材料としても使えそうです(^_^;)。必ずしも珍しいものではなく、その気になればあちこちで見ることができます。(2004/9/23)
ゴゼンタチバナ 北八ヶ岳 2004年10月2日
秋ですから花はあまり見かけることがありません。実になっています。白い花の咲くゴゼンタチバナが所々にありました。地面に赤い実が沢山あり、派手に落ちるのだなと思ったら、ナナカマドの実のようでした。ちなみに、勤務先にシンヤタチバナという働き者がいます(脚色しています)。(2004/10/8)
ナデシコ 高座山(忍野村) 2004年10月17日
好天に恵まれた10月17日、山中湖の北にある高座(たかざす)山と杓子山に行ってきました。途中、ナデシコがありました。ナデナデしたくなるほど繊細ですね(^_^)。ナデシコジャパンはたくましかったけど(^_^;)。ちなみに、ナデシコ類は100以上の品種があるそうですね。これは何ナデシコなのでしょうか。(2004/10/18)

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